2枚の貼り紙に隠された秘密
昨日は2枚のポスターについてお伝えしました。
>トイレに行ったときに
>ポスターが2枚貼ってたんですね。
>1枚目のポスターは
>「当テニスセンターに
> お友達を紹介していただいた方には1時間レンタルコート代無料!
> そのお友達の方にも1時間レンタルコート代無料とさせていただきます」
>2枚目のポスターには
>「会員になりませんか?
> 会員になると1時間のコート代金が3500円から
> 2650円になりますよ」
>この2枚のポスターが並んでました。
>ぼくはこれを見たときに
>2枚並んでるのがミソだなーと思いましたね。
こういう話でしたね。
2枚並んでることのどこがミソなのか?
これを今日はお伝えします。
1枚目のポスターだけだと
お客さんはこう思います。
「友達を紹介したら1時間コートが使えるのか・・・」
こう思います。
逆に2枚目のポスターだけだと
「会員になるとコード代が安くなるのか・・・」
お客さんはこう思います。
これが2枚並ぶと
こういうふうに考えませんか?
1枚目のポスターを見る圭佑。
「友達紹介すると1時間コートがタダになるんだ。
おっ、もう1枚ある」
圭佑はもう1枚のポスターを見た。
「会員になるとコート代が安くなるのか。
コート代って意外と高いな、それが2650円になるのか」
で、腕を組みじっくり考える圭佑。
「会員になってないおれの1時間のコート代は3500円。
友達をスクールに紹介すると1時間コート代が無料。
ってことは友達を紹介すると3500円もらえるのと一緒やん!」
で、圭佑は友達を紹介しテニスを楽しむのであった。
こうして某テニスセンターはお客さんを使い
お客さんを呼び込むことに成功したのである。
とまあ、実際にお客さんを呼ぶのに成功したかは知りませんがね。
これって某テニスセンターは賢いですよね。
だって、トイレに張り紙しただけですよ。
広告費なんてトイレに貼った紙代ぐらいです。
あとはお客さんが勝手にお客さんを集めますしね。
これってめちゃくちゃ簡単にいうと
人を紹介すると3500円もらえるってことです。
ぼくたち一般人からしたら3500円ってのは
すごい嬉しいお金です。
紹介するだけで3500円もらえるんですから。
そりゃ嬉しいです。
飲み会1回行けちゃいます。
でも、これを紹介料として支払っても
某テニススクールは儲かります。
なぜなら、月額料金制だからです。
テニススクールってのはだいたい1か月1万円とかです。
テニススクールはほとんど
「1レッスン1000円」ではなく
「1か月1万円」と月額料金になってます。
だから、お客さんが一人増えると
そのお客さんが1年スクールに通った場合12万円
売上が増えることになります。
これ考えると3500円払っても大したことないです。
こういう戦略をしてるのは
某テニスセンターだけではありません。
ネットの世界でもこういう戦略を取っています。
さっきの某テニススクールの紹介では
スクール生になってもらうことでコートを1時間無料で使えるってことでした。
有料のもの(スクール生になること)を紹介して
報酬(1時間コート代金無料)がもらえます。
ネットの世界では無料のものを紹介して報酬がもらえます。
これを無料オファーといいます。
ネットの世界でも同じで
紹介してくれた人に報酬をはらっても
あとに紹介する商品で利益が出るようになってるんですね。
たとえば、どんなものがあるか?
ちょっと紹介してみます。
もちろん無料ですよ。
http://www.3sha-re.com/aff/902/15/60/
↑クリックでページが開きます、音量に注意してください。
これなんかさっきの某テニスセンターが
稼いでる仕組みですよ、まさに。
テニススクール会員になるってことは
スクール側からしたら会員制ビジネスってことです。
こういうビジネス視点で普段の日常を見ると
またいつもと違った景色に見えますよ。
こういう気付きがあったらぼくにメールください。